いまさら「まどマギ」を見たので感想(ネタバレ無し)
いまさら感が満載ですが、やっと「魔法少女まどか☆マギカ」(まどマギ)を見ました。せっかくなので感想とか書いてみます。ネタバレ無しなので、見た事ない人も安心して読んでください。
出会いはパチスロ
まどマギはパチスロの機種になっていて、私もパチスロでまどマギを知りました。パチンコ、パチスロは、人気の無い台が数ヶ月で撤去せれてしまう厳しい世界ですが、初代まどマギが世に出てからもうすぐで4年。大ヒットの人気台です。
このパチスロがホント良く出来てて、印象的なシーンが沢山取り入れられてて、一つ一つが凄く魅力的。よく出来た作品っていうのは、ストーリーを知らなくても良さが分かるもんなんだなって教えてもらいました。
そして月日が過ぎ、久しぶりにまどマギを打っていたら衝撃的な事実を知ることに。パチンコとかスロットって、大当たりが続いたり、確率の低い役を引いたりすると、特別な映像が見れたりするんです。この時は物凄いレアな展開となり、そんな映像を楽しんでいたところ・・・
え、マジなの?この展開!?
色々と気にしていなかった事が重要だったり、驚きの展開を色々と知ることとなりました。そんなわけで、やはり原作をちゃんと見なければならないと決意したわけです。
簡単なあらすじ
魔法少女になるには、キュゥべえっていうネコみたいな奴と契約する必要があります。契約すると、どんな願い事も一つだけ叶えてくれるという嬉しい特典がありますが、その代償として、一生魔女と戦い続ける運命を受けなければならないのです。
最初は魔法に対する憧れが叶ったことや、正義のヒロインになれた事なんかでノリノリな雰囲気なのですが、厳しい現実にもぶち当たり、悩み、苦悩していきます。それでも大事な友達や家族、そして地球を守るために魔女と戦い続けるというお話です。
オススメしたいところ
キャラ立ちしてて感情移入できる
出てくる女の子達が、友情とか恋愛とかに喜んだり悩んだりする一方、魔女と戦い続ける運命に行き詰まり自暴自棄になったり。アニメとはいえ、各キャラから凄く気持ちが伝わってきて、与えられた運命に必死で立ち向かう姿に共感したり同情したり目が離せないです。
飽きの来ないデザイン
敵である魔女は、外国の絵本に出てくるようなシュールな感じ。綺麗で不思議で、そして不気味な感じがとても気に入りました。最初は取っ付きにくい人もいるかもしれないけど、魔法と魔女という不思議な世界が良く表現出来ていると思います。
構成がお見事
物語終盤に進むに従って、色々な謎が明かされてきます。そもそも謎とさえ思っていなかったことが関係してきたりするので、もう一度見直してみたくなりました。刀で一刀両断されたのに気づかないような斬れ味で、思わず「すげぇ!」って感じるほど。全体的にも無駄が少なく、お見事と言える作品です。
ぜひ見て欲しい作品!
というわけで、とても良く出来た作品なんですが、感想を書いて気付いた事があったので少しだけ。
特徴的な世界観のわりに、意外とエヴァのような中毒性を感じず、特別どのキャラが好きっていうのも無かったんですよね。キャラクターもみんないい子でお行儀が良いんだけど、私にはもう少しアクがある感じが良かったのかもしれないです。
作品全体を見ても、非常によく出来てるんだけど、何か作り手の意思が感じられず、斜に構えた見方ですが、見る側にどうしたらウケるかを考えられて作られた作品なのかなとも思いました。何か後味が残る、含みを持った感じの方が私は好きかも知れないですね。
最後に嫌味みたいになっちゃいましたが、見て損はしない作品である事は間違いないです。面白くなるのにちょっとかかるので、焦らず黙って3話あたりまで見て頂ければ。きっと面白くなるはずです。ぜひ1度見ることをオススメします。
「魔法少女まどか☆マギカ」 Ultimate Best(期間生産限定盤)
- アーティスト: 魔法少女まどか☆マギカ
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2017/08/09
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る